なんともご無沙汰していました、ブログです。
Chiakiは島流しにでもあってしまったんだろうか?と思った方、もいたかもしれません・・・。
皆様は、心温まるお正月を過ごされましたでしょうか。
私事ながら、昨年の2月のはじめに子どもを出産しました。
広告代理店時代の自分は、1、2日の徹夜なんてザラでしたし、トイレで寝ることは特技、
子育てなんて、それに比べれば朝飯前だろう、と考えていました。
が、子育ては、想像を絶する、お坊さんもビックリの厳しい修行に似たものでした。
まったく、だれが子育てと仕事の両立、なんてカッコイイことを言ったんでしょう?
少なくとも、わたしの場合、10ヶ月間、夜中に3度は起きていて、そんなカッコイイ日は1秒もありませんでした。
髪はボーボー爆発したまま、暗闇のなかで、My乳を絞り、ふとガラスにうつった自分の顔が、貞子に見えたことも。
牛のようにMy乳を年中さらけ出していたので、宅配便のお兄さんに、あやうく見られるところでした。
赤ちゃんが寝ると、リビングに死体のように転がっていて、何度も夫をびっくりさせました。
子どもをおぶりながら立ちながら寝る、足を使って携帯を操作する・・・笑
ありとあらゆる修行をこなしてきました。
一番辛かったのは、今までほとんど仕事を断ったことがなかったのですが、さまざまなお仕事をお断りし、
「一体なんのために、子どもを産んだのだろう?」という感情に至ったことです。
焦りながら、もがきながら、泣きながら、子どもの成長とともに、自分も成長する毎日。
この1年で、さまざまな気づきがありました。
子どもを持ってはじめて、東京が、この国が、どれだけキッズフレンドリー後進国であるか、
お出かけをするたびに、小さい子どもをもつ家族が、社会的弱者のように感じる現実、
核家族社会のなかで、子どもをもつ女性、子どもをもちたい女性が、孤立してしまいがちなこと、
仕事に戻りたい(戻らなくてはいけない)女性の焦り、保育園に行かせるべきか、自分の手で育てるべきか、
その気持ちの狭間で揺れて、キャリアは遠のき、どんどん社会不適合者のような気分になること。
なぜ、この国に子どもが増えないのかー
社会や自分を支えている環境、経済とのライフラインが切れてしまうことへの恐怖感、不安。
その感覚を、肌で体感できたのです。
これは、今後エシカル、エコロジー、ローカルをテーマに活動していくにあたって、
とんでもなく、意味のある体験でした。
娘が生まれたことは、去年の「お年玉」だったのだと思います。
自分が強くなるきっかけ、母になるきっかけ、環境をあらためて憂うきっかけ、その全てをくれました。
そのお年玉の使い道は、今年、ゆっくりと考えることにします。
Raising children is raising myself.
I am writing a blog after a long time.
Some people may think that I have disappeared and gone to the space due to my long absence for society. The reason why I have been caught up is, simply I have given birth to a baby girl in February 2017.
While I was pregnant, I was completely underestimating the challenges and intensity of nurturing a new born,
I thought it will be less difficult than the work at the advertising field where I worked before. However it was a big mistake.
Who said that juggling work and family (bring up child) is possible?!
At least in my case, I was totally caught up with a baby for 24hrs, 7months.
For many times, I had to say “Sorry but I can’t work now.” to my partners and clients,
I have turned my thought to “For what, why did I give a birth?” even after I experienced the difficulty
while I was pregnant.
In the other hand, I could realize about so many things about the environment of mother and child.
I realized how this country (probably especially Tokyo) is kids unfriendly.
Japan is advanced in many ways but we seem to have lost something when it comes to kindness toward children and mothers. Lots of mothers can feel that they are isolated from the society for example, because of nuclear family system.
The reason why people hesitates to have a child in Japan?
It might be coming from the feeling of fear, anxiety to loose the lifeline with the society, environment and economy. I could feel that directly in this 1 year. This experience is essential for me when I proceed my activity to the next phase on ethical, ecology, local issues.
Now I can think that giving a birth was a “gift” not a “burden”.
How can I use this gift into this world – This is what I have to think in this year.
Photo : Female producer who brings her child to the working place at fair trade association in India.
Chiakiは島流しにでもあってしまったんだろうか?と思った方、もいたかもしれません・・・。
皆様は、心温まるお正月を過ごされましたでしょうか。
私事ながら、昨年の2月のはじめに子どもを出産しました。
広告代理店時代の自分は、1、2日の徹夜なんてザラでしたし、トイレで寝ることは特技、
子育てなんて、それに比べれば朝飯前だろう、と考えていました。
が、子育ては、想像を絶する、お坊さんもビックリの厳しい修行に似たものでした。
まったく、だれが子育てと仕事の両立、なんてカッコイイことを言ったんでしょう?
少なくとも、わたしの場合、10ヶ月間、夜中に3度は起きていて、そんなカッコイイ日は1秒もありませんでした。
髪はボーボー爆発したまま、暗闇のなかで、My乳を絞り、ふとガラスにうつった自分の顔が、貞子に見えたことも。
牛のようにMy乳を年中さらけ出していたので、宅配便のお兄さんに、あやうく見られるところでした。
赤ちゃんが寝ると、リビングに死体のように転がっていて、何度も夫をびっくりさせました。
子どもをおぶりながら立ちながら寝る、足を使って携帯を操作する・・・笑
ありとあらゆる修行をこなしてきました。
一番辛かったのは、今までほとんど仕事を断ったことがなかったのですが、さまざまなお仕事をお断りし、
「一体なんのために、子どもを産んだのだろう?」という感情に至ったことです。
焦りながら、もがきながら、泣きながら、子どもの成長とともに、自分も成長する毎日。
この1年で、さまざまな気づきがありました。
子どもを持ってはじめて、東京が、この国が、どれだけキッズフレンドリー後進国であるか、
お出かけをするたびに、小さい子どもをもつ家族が、社会的弱者のように感じる現実、
核家族社会のなかで、子どもをもつ女性、子どもをもちたい女性が、孤立してしまいがちなこと、
仕事に戻りたい(戻らなくてはいけない)女性の焦り、保育園に行かせるべきか、自分の手で育てるべきか、
その気持ちの狭間で揺れて、キャリアは遠のき、どんどん社会不適合者のような気分になること。
なぜ、この国に子どもが増えないのかー
社会や自分を支えている環境、経済とのライフラインが切れてしまうことへの恐怖感、不安。
その感覚を、肌で体感できたのです。
これは、今後エシカル、エコロジー、ローカルをテーマに活動していくにあたって、
とんでもなく、意味のある体験でした。
娘が生まれたことは、去年の「お年玉」だったのだと思います。
自分が強くなるきっかけ、母になるきっかけ、環境をあらためて憂うきっかけ、その全てをくれました。
そのお年玉の使い道は、今年、ゆっくりと考えることにします。
Raising children is raising myself.
I am writing a blog after a long time.
Some people may think that I have disappeared and gone to the space due to my long absence for society. The reason why I have been caught up is, simply I have given birth to a baby girl in February 2017.
While I was pregnant, I was completely underestimating the challenges and intensity of nurturing a new born,
I thought it will be less difficult than the work at the advertising field where I worked before. However it was a big mistake.
Who said that juggling work and family (bring up child) is possible?!
At least in my case, I was totally caught up with a baby for 24hrs, 7months.
For many times, I had to say “Sorry but I can’t work now.” to my partners and clients,
I have turned my thought to “For what, why did I give a birth?” even after I experienced the difficulty
while I was pregnant.
In the other hand, I could realize about so many things about the environment of mother and child.
I realized how this country (probably especially Tokyo) is kids unfriendly.
Japan is advanced in many ways but we seem to have lost something when it comes to kindness toward children and mothers. Lots of mothers can feel that they are isolated from the society for example, because of nuclear family system.
The reason why people hesitates to have a child in Japan?
It might be coming from the feeling of fear, anxiety to loose the lifeline with the society, environment and economy. I could feel that directly in this 1 year. This experience is essential for me when I proceed my activity to the next phase on ethical, ecology, local issues.
Now I can think that giving a birth was a “gift” not a “burden”.
How can I use this gift into this world – This is what I have to think in this year.
Photo : Female producer who brings her child to the working place at fair trade association in India.